レジャーホテルが好きすぎる弁理士女子のブログ

十三(じゅうそう)は、元気が溢れてる ~ラブホ街(オトナの街)を歩く~

たまたま予約したホテルの周りがすごかった

10月の三連休初日、私は大阪にやってきた。

大阪駅の隣り・JR塚本駅で下車する。

前日に安さを理由に予約した東横インへと、徒歩で向かう。

マンションや学校が左右に並ぶ大通りを歩く。

駅から20分ほど歩いたところで、東横インの青い看板が見えた。

高速道路の高架を潜り、看板のある方へ向かう。

すると、ありふれた町並みが一変した。

眩しいネオンの光が、高い建物の上から下へと流れていく。

店名看板も負けじと、点滅を繰り返す。

巨大なキャバレーだ。

わさわさした雰囲気の通りを、さらに歩く。

気が付くと、飲食店、キャバレー、パチンコ、風俗店がひしめく通りに入っていた。

ようやく、東横インにたどり着く。

「十三って、こんな街なんだ……!」

感慨に浸りつつ、チェックインした。

キャバレーや破格のラブホにびっくり

翌朝、チェックアウトしてから、街を歩く。

ラブホ『サンパチ』は、激安であることをアピールする。

「世界初!」の380円の部屋があるという。

建物は、モノトーンと茶色をストライプ状に配置したデザインだ。

昨晩見た大きなキャバレーは、『グランドサロン十三』という。

「関西一の大型キャバレー」と、カラフルな広告が訴える。

他にも、『アルサロふうりゆう』がある。

アルコールサロンという言葉は初耳だし、「ゆ」が大きいのも昭和を感じる。

キャバレーのシステムはよく分からない。

しかし、華やかなネオンを見ると、入ってみたくなる。

大きなラブホが一角に集まる

阪急十三駅へと伸びる通りを横切り、淀川方面へ歩く。

すぐに、ラブホ『QアンドP』が見えてくる。

外壁は、高層階が黒、低層階が白でまとまっている。

一角には、「若者に人気のモダンな部屋からご年配に人気の昭和レトロな部屋まで」という広告がある。

部屋の写真の下にはそれぞれ、「遊び心ある部屋によるファンタジーの世界へ…」などとキャッチコピーが書かれている。

ここまで丁寧に書いてあるのは珍しい。

向かいには、『ジュエリージュエリー』という、屋上看板が異様に高いホテルがある。

巨大な指輪の装飾が光る。

モノトーンながら、格子を互い違いに並べた外装は、華やかだ。

さらに進むと、『ジィニア』がある。

入口付近の階を黒、その上は白い壁で、まとめている。

窓は西洋風の観音開きだ。

『ジィニア』の近くにあるのが、『ちょう』だ。

『ジュエリージュエリー』と似て、屋上看板が突出している。

青いネオンの『ちょう』が白い板とコントラストを成す。

壁面はピンクベージュのブロック貼りで、薄いグリーンの装飾が横切る。

所々に、名前に合う蝶の飾りが付く。輪と3つ重ねた謎の装飾が、窓を覆う。

『ちょう』の向かいには、『マンハッタン』が建つ。

ベージュの壁に、薄い青と白のストライプの装飾がある。

入口を覆うように、黒枠にオレンジの板をはめた飾りがある。

高さがない横長のホテルもある。

『ファインガーデン』がそのひとつだ。

ベージュと白の優しい色合いの壁だ。

紅色のサンシェードが彩りを添える。

1階の壁に、広告がびっしりと貼られている。

サービスが多そうだ。

ビジネスプランの広告もあり、平均的なラブホの宿泊よりも安い。

淀川の近くには、背の高い『ネオエクセレンス』『ビア103』がある。

『ネオエクセレンス』は、どこから見ても茶色い建物だ。

『ビア103』は、薄いベージュの壁に、濃い茶色の装飾が映える。

まとめ

十三は、昭和のままのキャバレーや大きなホテルが多く、元気な印象を受ける街だった。

2022年10月散歩

大阪のラブホに関してはこちらもおすすめ↓