レジャーホテルが好きすぎる弁理士女子のブログ

落ち着きがあって独創的な、非日常空間  淵野辺『ザ・ウェーブ』~ラブホを訪ねる~

宇宙開発の町の、隠れた人気ラブホ

JR横浜線は、東神奈川から、八王子までを結ぶ路線だ。2023年3月に新路線(東急新横浜線、相鉄新横浜線)が開通した新横浜を経由する。

八王子寄りにある駅・淵野辺は、JAXAの研究所があることで有名だ。

今回は、淵野辺のラブホ『ザ・ウェーブ』を訪れた。約1年振り、3度目の探訪だ。

8割の客室が埋まっている中、1つ「これだ」と思う部屋が空いていた。

落ち着いた色合いと、鏡のイラストが印象的

ドアを開けると、こんな空間が広がる。

円形のカウンターが、部屋の中心に立つ。

四角い鏡の何枚かに、イラストが描かれている。

壁はベージュ寄りの白色で、落ち着いている。

玄関から見て、左手にソファやテレビのあるリビング空間、中央にカウンター、右手にベッドがある。

リビング空間から見ていく。

角にテレビが置かれ、ガラステーブルやオレンジのソファ、マッサージチェアが設置されている。

ソファやマッサージチェアは、カウンターを囲むような配置だ。

床は、緑色のマーブル模様になっている。

ソファの目の前にある壁には、鏡にイラストを描いたものが飾ってある。

様々な高さのビルが並ぶ光景が、平面的ながら分かりやすく描かれている。

エンパイア・ステート・ビルのようなシルエットのビルもある。飛行船に、「Hotel The Wave」と書かれている。

また、枝分かれして何本かのアーチを描く、金色の照明器具も無視できない。

鏡のアートは、マッサージチェアの横の壁にもある。

ビル街と飛行機が、繊細な点や線を使って描かれている。

ソファの壁面と反対側の壁面には、浴室のガラス壁と、観葉植物がある。

ガラスの壁には、ヤシの木やオープンカーが描かれていて、アメリカ西海岸を思わせる。

他のイラストがニューヨークと思わしき大都会を描く中、異彩を放っている。

カウンターを観察する。

カウンター本体は、立方体状になった4面の鏡と、円形のテーブルをくっつけたものから、構成されている。

カウンター本体と天井は、円形でサイズの違う3つの部材で、つながっている。

カウンター本体と床は、円筒状の部材でつながっている。

4面の鏡のうち、1面にイラストが描かれている。

ビル街と飛行機がモチーフとなっているが、マッサージチェアの横のものとは違うイラストだ。

並べてみると、ビルひとつひとつの描き方が異なるのが分かる。

カウンターのテーブルには、電話機が置かれている。

部屋の壁に合わせた、ベージュ寄りの白色を基調に、金色が使われている。

受話器の向きやダイヤルが、クラシカルな雰囲気を醸し出す。

数字は、ダイヤル風に配置されている。

ダイヤルは動かず、数字のボタンを押すプッシュ式となっている。

鏡のアートに囲まれたベッドに横たわる

ベッドの周りを観察する。

ベッドの横の壁にも、鏡のアートが飾られている。

やはり、ビルが立ち並ぶ大都会が描かれている。

「Hotel The Wave」と書かれた飛行船が飛んでいる。

ベッドはやや低めだ。

枕元の壁には窓がある。

開けると、自動車販売店の駐車場と、立ち並ぶ住宅が見える。

ベッドの手前には、洗面所がある。

身だしなみを整える普通の鏡の横に、アートな鏡が並ぶ。

ワンピースの水着を着て、ホースのようなものを巻き付けた、女性のイラストだ。

先ほど見た大都会のイラスト4枚と異なり、細かい線で描かれた劇画調の漫画、といった印象を受ける。

背景のトレーラーに、「HOTELザウェーブ」と書かれている。

ベッドに横たわる。

天井の、円形板を重ねたデザインが所々に見られ、優しさを生み出す。

ベージュ寄りの白い壁が、穏やかさを演出する。

その一方で、カウンター、浴室の壁、洗面所、ベッド横、それぞれのイラストが視界に入る。

華やかさときらびやかさを感じられる。

まとめ

今回は、落ち着きがありながらイラストが独創的で、非日常感のある空間だった。

2023年3月探訪

公式サイト:

https://hotel-the-wave.com/smp/