埼玉県の川越は、蔵造りの街並みで有名だ。
時の鐘のエリアから、南東部に約30分歩く。
富士見川越バイパスと国道16号線がクロスする地点を、ラブホが囲んでいる。
国道16号線に沿って歩く。
3軒のラブホが、細い川・新河岸川を背に、国道沿いに集まっている。
『ハイビスカス』は、ピンクの看板が目立つ。
『バニラリゾート』も、ピンクの大きな看板が屋上に立つ。
『SARA』は、看板だけでなく壁面もピンク色と紫色で、鮮烈な印象を残す。
ピンクの3軒の北側には、金色と黒色と紫色のホテル『ルナ』がある。
金色の、翼の生えたアルパカのような謎の生き物が足を揃えて立っている。(横浜町田インターにも同じ系列のホテルがある。)
ピンクの3軒から、川に沿って南側にしばらく歩くと、『スウィートシーズン』がある。
水色の看板と、その上に組まれた複数本のアーチが、国道からもよく見える。
国道を挟んだ反対側には、新しめの『リッツ』と昔のままの『サンパール』がある。
『リッツ』は、紫色と金色の看板が、豪華さを演出する。
『サンパール』は、やや褪せた色合いと流れるような文字が、レトロだ。このエリアで最も古いと思われる。
謎の生き物がいる『ルナ』は、富士見川越バイパスのすぐ近くにある。
バイパスの反対側には、背の高い『10セゾン』が建つ。
都心のビル並みに高い屋上に、青い円筒形のネオン看板が乗っている。
『10セゾン』から少し北側に歩くと、背の低いホテル『ヴォーグ』が現れる。
入口が車専用のゲートとなっていて、モーテル形式なのが分かる。
『10セゾン』から川越新座線に沿って南東に向かった先にも、ポツンと2軒のモーテルがある。
周りは水田に囲まれている。
1軒は『星星星(キラキラぼし)』という。笑いを誘う名前だ。
黄緑色の壁面で、1階がガレージ、2階が客室となっている。
もう1軒は、『ミント』という。
こちらもモーテル形式だ。大きさの違うブロックを組んだ壁面が、お洒落さを出している。
川越のラブホは、鮮やかな色合いと看板も建物も大きめな所が多いと、散歩して分かった。
小江戸エリアとセットで訪れるのがおすすめだ。
2024年6月散歩
川越で訪れたラブホについてはこちら↓