上昇・下降もする回転ベッド(UFOベッド)があるモーテル『AI』。
『AI』は、沼津インターチェンジ付近のラブホ街にある。
ラブホの多くは、バス通り沿いに建っている。
沼津駅行きのバスを待つ間に、他のラブホも観察した。
『AI』の向かいには、『AI NEXT』がある。
しかし、屋上のネオンは旧名と思われる『パートⅡ』が書かれている。
弓矢を持った天使が、愛らしい。
窓はステンドグラスのようで、お洒落だ。
『AI』の隣のラブホは、『ソフィア』。
紫やピンクで、妖艶な雰囲気を漂わせる。
紫の巻き髪の魔女っ子が、看板から飛び出してアピールする。
ピンクと白の『ウォーターゲート』。
十字窓や柵がお屋敷を彷彿とさせる。
側面にはバラもあしらわれる。
木のオブジェがわざとらしいのは、ご愛敬か。
その隣りは、『ジャンプ』。
建物も柵も、カエルのキャラクターだらけだ。
デフォルメされたキャラが多いが、中にはリアルなものもいる。
「やっぱりジャンプ!とことんjump!」
キャッチコピーがなぜかハイテンションだ。
パステルピンクの『ユートビラ』。
ヤシの木が、エキゾチックだ。
側面を見ると、奥行きがある。
『あかり』は桜模様と木を組んだ装飾で、いかにも和テイストだ。
西洋風のホテルが多いので、かえってアピールになりそうだ。
『ラララ』は石を敷き詰めた壁が、海を思わせる。
金の卵がロゴらしいが、たくさん並べ過ぎにも見える。
『ラグーナリゾート』は、建物と独立した謎の塔が目を惹く。
三角の屋根、枠内の青い抽象的なイラスト、赤い柵。
よく分からないが、面白い。
『アイネイン』は、中央に細いパネルを敷き詰め、両端は白、グレー、赤で塗られる。
ここもヤシの木が植えられている。
バス停が向かいにあるので、宣伝効果がありそうだ。
バス通りから少し逸れた所には、『パーク』と『セブンシーズ』が並ぶ。
同じ建物に見えるほど、2軒のホテルは近い。
『ハイハイ』はピンクと白の建物だ。
平行四辺形の看板や、クラシカルな街灯も目印となっている。
『ラペ』は、ネオンが何とも言えない趣を漂わせる。
フォント、波模様、斜めの楕円形、どれも感性に訴えかける。
建物は、赤と白のサンシェードが目立つ。
『ハニーポット』は、蜜を求めて壺にやって来た蜂がレリーフになっている。
また、看板は蜜が垂れた立体仕様だ。
蜂蜜のスイーツが食べたくなる。
バスに乗る。
窓から撮影した。
『555モーテル』は、アメリカの空気が感じられる。
大きな店名看板や、周りをネオンで囲んだ英語の看板が、アメリカ感を強調している。
沼津インター付近のラブホ街は、とにかくカラフルで、見ているだけで楽しい。
2021年12月散歩
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