町工場でおなじみ、蒲田。
JR蒲田駅の西口から徒歩5分で、ピンク色のケーキのような建物が見えてくる。
ホテル『ロッシェル』だ。
今回訪れたのは、こんな部屋だ。
壁を、熱帯魚が泳いでいる。
天井に、青空が広がっている。
南の島を連想させる、爽やかで開放感がある内装だ。
壁のベースの色は、濃いめの水色。
白黒の魚、オレンジの魚、黒の鱗に黄色のヒレの魚など、リアルな熱帯魚があちこちにいる。
所々に黒い岩も描かれている。
天井のベースの色は、薄い空色。
ふわふわした雲が多く浮かんでいる。
雲と雲の間には、白い鳥が飛んでいる。
ベッドの頭側の壁と、側面の壁には、鏡がある。
波打った形で、ベッドの縦幅と横幅に合わせた長さになっている。
寝そべった人の姿が映る。
ベッドの頭側には照明もある。
俵型に近い形状で、上部はカラフルな模様が付いている。
地味なようでいて、部屋のアクセントになっていた。
浴室はタイル貼り。
青色、水色、赤色のタイルが、テトリスのような模様を描く。
面積からすると、この部屋はそんなに広くない。
しかし、充分にゆとりを感じる。
天井が平均よりも高いのかもしれない。
あるいは、青のすがすがしさが広く見せていたとも考えられる。
2020年12月探訪
公式サイト: