レジャーホテルが好きすぎる弁理士女子のブログ

緑の中の真っ赤なブランコ 本郷台(横浜市)『愛々賓館』~ラブホを訪ねる~

横浜市なのに駅から遠いラブホ

「やっと会えた……」
私は緑豊かな客室を見て、そう思った。


ここは、横浜市のホテル『愛々賓館』だ。


20歳前後の頃からずっと気になっていた。
本やネットで取り上げられ、それに面した道(鎌倉街道)を通ったこともあったため、「いつか行きたい」と何度も思っていた。


しかし、周辺のどの駅からも遠いこともあり、そのチャンスはなかなか訪れなかった。
今回、綿密にルートを探って、やってきた。

植物をイメージした部屋


壁は観葉植物のような葉っぱの模様や、緑色が使われている。


壁の一部には、葉のオブジェが付いている。


ベッドの上の天井には、ハンモックが吊されて、そこにも葉のオブジェがからみつく。


天井の近くの壁面には、鳥の小屋がある。
自然を思わせるデザインと言える。


天井はコンクリート打ちっ放しだ。


ベッドの近くには、街灯に似たデザインのランプがある。


ベッドの足側の天井には、ハリネズミに見える細い部材が集まった照明が付いている。


ソファーの上の天井には、下向きの矢印のような明かりが垂れ下がっている。
統一感には欠けるが、非日常の空間を演出しているのは確かだ。

唐突に、赤いブランコ


そしてこの部屋で一番目を惹くのが、ブランコだ。
天井からぶら下がり、ちょんと触れると前後に揺れる。


板は人が座れる大きさだが、「オブジェです!!」「遊具としてのご使用はお控え下さい」と注意書きがある。
緑の多い壁も相まって、公園の一部に見えてくる。


その下にある床面のアートも珍しい。
葉のオブジェと、無造作に散りばめられた鏡がケースの中に収まっている。


鏡はソファーの近くの壁面に小さく貼り付けてあったり、


ベッドの足側の壁に波打った形で貼り付いていたりする。


あからさまではなく、よく見ると妖艶なデザインなのがこのホテルの特徴かもしれない。


浴室はタイルの模様がカラフルだ。

まとめ


緑が多い公園を思わせるインテリアでありながら、さりげない色気も感じさせる、不思議な部屋だった。

電車よりも、車でのアクセスの方がよさそうだ。

それでも、訪れる価値は充分ある。


2020年7月探訪

公式サイト:

https://www.hard-love.me/system/

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