レジャーホテルが好きすぎる弁理士女子のブログ

宇宙とニューヨークとレトロの融合!淵野辺(相模原市)『ザ・ウェーブ』~ラブホを訪ねる~

宇宙開発の町のラブホ

小惑星探査機「はやぶさ2」など、宇宙開発を行うJAXA。
相模原市の淵野辺は、JAXAの研究所がある町だ。
そんな淵野辺には、ハイセンスなラブホが存在する。


名前は『ザ・ウェーブ』。


今回の部屋は、注目すべき点が山のようにあった。


水回りを除くと、ベッドのあるエリア、ソファのあるエリア、そして鏡貼りのエリアの3つの空間に分かれる。

真っ赤な丸いベッド


まずはベッドのエリアから。
ベッドが、部屋の一角にくっついている。
円形で赤いフレームに囲まれ、頭側に鏡がある。


操作パネルを見たところ、回転の機能はないと分かった。


天井には、ベッドの大きさに合わせた四角い照明パネルがある。
パネルの縁は、ベッドフレームと同じ色。
赤地に白い文字で「PLAYBOY CLUB」と書いてある。
ナイトクラブを思わせる。


ベッドの横には電話があり、ピンク色でダイヤル式だ。
60年代のアメリカ映画に出てきそうな、洒落た様式である。

グランドピアノやロケットの絵があるソファ周り


続いて、ソファのエリア。
グレーのソファーの上に、花の刺繍が施されたクッションがある。
ソファーの後ろには、意外なものが置かれている。


黒いグランドピアノだ。
ご丁寧にも、メトロノームと楽譜まで用意してある。
手ぶらで来ても、本格的なピアノの練習ができそうだ。


ピアノの天井には、宇宙にスペースシャトルが浮かぶイラストのパネルがある。
イラストは白黒で、シンプルながら古びないテイストだ。
パネル内部の照明で、白い部分が光る。
宇宙開発の町にとてもお似合いだ。 

星キラキラの鏡貼り空間


最後は、鏡貼りのエリア。
部屋の一角に、鏡が敷き詰められている。
それだけでも珍しいのだが、照明器具も滅多に見ないデザインだ。


赤・青・黄色の多角形の星形だったり、


ルービックキューブのようにカラフルな立方体だったりするのだ。


これが鏡に映ると、何とも不思議な光景が生まれる。

アートな浴室のガラス



その他、浴室とベッドルームを隔てる窓も注目ポイントだ。
窓はイラストを彫った曇りガラスになっている。


一枚はMGMのマークのようなものが描かれる。
枠内にはライオンではなく、「Happy space holiday」の文字がある。


もう一枚は、ニューヨークの摩天楼を背景に微笑む、ドレス姿の美女が描かれる。
エンパイアステートビルや、ドレスのドレープといった細かい所まで、写実的だ。

まとめ

レトロフューチャーとも、アメリカ的とも、またスペーシーとも感じられる部屋だ。
広い面積のおかげで、散漫な印象はなく、ゆったりとくつろげる。
この唯一無二の世界観には、ずっと残っていて欲しい。
できれば、宇宙旅行が当たり前の時代になっても。


2020年12月探訪

公式サイト:

http://hotel-the-wave.com/smp/

↓淵野辺から横浜線で行ける、新横浜のラブホ街についてはこちら