
岡山市は、山陽地方有数の都市だ。東京からは、新幹線のぞみで約3時間半で行ける。

岡山の郊外には、マニアの間では有名なモーテル『XO』がある。岡山駅からは、徒歩約1時間20分かかる。
なお、私は前日夜に岡山駅から徒歩20分のホテルに前泊した。そこから徒歩で約1時間かかった。

市街地を歩き、新西大寺町商店街を横切る。

旭川を渡ると、閑静な郊外に入る。

ひたすら川沿いを歩いていく。

川に沿って建つ、USAという華やかなラブホの横を歩く。

しばらくして、『XO』の看板が見えてきた。

住宅街を抜けて、2階建てで三角柱の『XO』の目の前までやって来た。

別の角度から見ると、3階分の高さの部分もあると分かる。女神がライトを持っているオブジェがあり、年代を感じる。

入口のゲートを抜けると、女神像が迎えてくれた。

トラの剥製も、来訪者に向かって吠えているように見える。

パネルから空室を選び、ガレージに入っていく。

ガレージ奥の扉を開けて、通路を抜ける。階段を上がり、部屋の扉を開ける。

一気にきらめく空間が広がる。手前にリビング空間、奥にベッド空間、その間に洗面所がある。

リビング空間には、黒いテーブルと、赤色と黒色のソファがある。

ベッド空間との間の床には、何やらキラキラした装飾がある。よく見ると、白い羽根が敷き詰められ、羽根の隙間から白い照明の光が漏れている。

天井には、鏡が敷き詰められている。光を反射してきらめいている。

洗面所はリビング空間とベッド空間の間に位置している。ガラス張りなので、開放感がある。

ベッド空間で目を惹くのは、水槽だ。サイズも色も様々な熱帯魚達が、のんびりと泳いでいる。水槽専用の照明が、部屋にきらめきを足している。

ベッドの後ろの壁には、鏡が貼られている。一部の壁はカーブしていて、その前に立つと無数の自分が映る。天井の照明を反射して、眩しさを感じる。

ベッドは丸い。

フレームは、明度の異なる茶系2色を重ねたデザインだ。円形になっているだけで、何となく和む気がする。茶系のベッドライナーが、円形の掛け布団を横切る。

ベッドサイドには、アポロチョコを彷彿させる照明器具が明かりを放つ。

ベッドに横たわると、透明の板張りの装飾が見える。正方形の板が4枚合わさり、天井の照明をぼんやりと浮かび上がらせる。
水槽や壁一面の鏡も目に入り、きらめきを味わえる。

ちなみに、テレビはリビング空間用とベッド用の2台がある。贅沢な造りだ。
案内を見ると、「食べるホテル」のキャッチコピーがある。食事メニューがかなり充実しているようだ。朝食を取っていなかったため、和定食を選んだ。

注文から30分ほどで、小窓から定食が運ばれてきた。

ご飯、味噌汁、焼き鮭、目玉焼き、サラダ、インゲンの和え物、オレンジ。ご飯のお供に、海苔、梅干し、佃煮、たくあんも付いている。
空腹で長々と歩いた私に、力をくれる朝食だった。

今回は、鏡や装飾、水槽によるきらめきと、茶系の円形ベッドが特徴の部屋を訪れた。また、ボリュームのある朝食も賞味できた。

40年以上前から続く老舗だが、当時のきらめきを現代的に表現した印象を受けた。
岡山観光のついでに寄りたいモーテルだ。
2026年7月探訪