レジャーホテルが好きすぎる弁理士女子のブログ

オレンジ色の汽車ベッドが走る!遊園地を切り取ったような部屋 東岡山『フランセ』 ~ラブホを訪ねる~

岡山市内の住宅街に佇むモーテル

岡山は、山陽地方の主要都市のひとつだ。市内には、『フランセ』という、独特なデザインの部屋で有名なモーテルがある。

最寄り駅は、岡山駅からJR山陽本線で約10分先の、東岡山だ。

古い一軒家の多い、閑静な住宅街を約20分歩く。

「本当にこんな平凡な町にあるのだろうか?」と疑っていると、長い敷地を斜めに横切る白いホテルが現れた。

ゲートから敷地に入ると、部屋のパネルが空室状況を示す。幸いにも、事前にいいなと思っていた部屋のひとつが空いていた。

ガレージのドアを開け、部屋に続く階段を上る。

ベッドが主役の、賑やかな色合いの部屋

ドアを開けた途端に、異世界が広がった。

堂々たる存在感のベッド。点滅してキラキラする、2本の軌道。そこかしこに使われた、元気なオレンジ色。

メインの部屋は細長い。

リビング空間は、部屋の隅に小さく設けられている。赤いソファにオレンジ色のクッションが乗り、向かいに木のテーブルが置かれている。

テレビや食器棚などが置かれた壁には、レインボーカラーで世界の様々な都市名が書かれている。食器棚や小物を収納する棚は、オレンジ色だ。

ガレージに続くドアも、浴室やトイレに続くドアも、皆オレンジ色で揃えられている。

浴室はガラス張りだ。汽車ベッドがこちらに向かってくるような感覚になる。

汽車ベッドに横たわり、前進スイッチを押す

この部屋は、ベッドのためにあると言っても過言ではない。

汽車の先には、点滅を繰り返す軌道が伸びている。オレンジ色の枠に正方形のライトが敷き詰められている。

汽車ベッドは、主にオレンジ色が使われている。ベッドの前面には、「D51」とプレートが付いている。革張りのような艶のある質感で、蒸気機関車の形を再現している。

前面の下には、茶色の車輪と思わしきパーツがある。

側面は、オレンジ色の他、白や黒の布張りになっている。

ベッドの後面は、蒸気機関車の牽引車両を模したと思わしき、四面体に窓を付けた形状になっている。オレンジ色が全面的に使われている。

ベッドに上がる。布団には赤いベッドライナーが掛かっている。

ベッドヘッドはオレンジ色の枠で囲まれている。

窓を模した四角い穴が何か所かに空き、開放感がある。

操作パネルや電話機の他、緑色と赤色のスイッチがある。緑色のボタンを押すと、汽車が前進する。

光る軌道の外側に設けられたレールに沿って、汽車が進む。

ドンドンドンドンと、機械の動く音がする。前進して止まるまでには、およそ45秒かかる。

一旦止まると、また元の場所に向かって後進する。ちなみに、赤色の方が停止ボタンだ。

乗り心地は、汽車というよりMRIに似ている。たまにガタンと揺れる時もある。

ベッドに寝ると、裏から見た汽車の前面が目に入る。前進すると、テレビ、水回りのドア、ガレージへのドアと、右手に映る景色がゆっくり変わっていく。

一方の左手は一面の鏡なので、乗っている自分が映る。

前進と後進を繰り返す汽車を傍から眺めるのも、動くベッドに乗って部屋の色んな場所を観察するのも、楽しい。

まとめ

今回は、オレンジ色の汽車ベッドが主役の、遊園地のような部屋を訪れた。

個人的には、10年ほど前から存在を知っていたホテルなので、とても感慨深い探訪となった。

この部屋以外にも、メリーゴーラウンドのベッドなどユニークな部屋があるので、いつか再訪できればと思う。

2026年7月探訪