半年振りに、SARA錦糸町へやってきた。
8割が満室なので、残り少ない中から選ばなければならない。
その中に、以前から気になっていた部屋があった。
早速選んで会計し、ドアを開ける。
ピンクを初めとするポップな色合いが、私の瞳を刺激する。
サイトによると、部屋名は『キャンディキャンディ』だ。
ベッドまでは奥行きがある。
手前はソファとテーブルのスペースになっている。
ソファは、全体の雰囲気に合うピンク色でまとまっている。
周りは、ピンクのレースのような装飾が縁取る。
クッションは、様々な色を貼り合わせたものだ。
テーブルも、ソファとお揃いの色合い・装飾だ。
天板の下のショーケースも見逃せない。
赤いハートのクッションを中心に、色とりどりのモチーフが散らばっている。
ピンクの豚2匹が、ハートに寄り添う。ピンクのキャンディが、ハートと豚を囲む。底面は、7色の小さな花々が咲く。
小さなスペースに、メルヘンがぎっしり詰まっている。
テーブル付近の床には、細長いショーケースがある。
ピンクのアイスキューブが敷き詰められている。
キャンディがキューブに乗り、キューブのない道の部分は豚が歩く。
テーブルとソファの上には、シャンデリアがある。
ピンク多めのこの部屋を、さらに華やかにしている。
部屋の手前から奥までを、ショーケースが占める。
3つに区切られている。
右側と左側は、端を赤いカーテンと白・ピンクのホイップクリーム状の飾りでまとめ、カラフルな風船とキャンディを吊り下げたデザインだ。
中央は、風船とキャンディが吊り下がっている他、多様な色の豚が積み上がっているのが特徴だ。
なぜ豚なのかは分からないが、パーティー会場を思わせる。
ベッドに来た。
ソファにあったのと同じ、パッチワークのクッションがある。
ベッドカバーは薄いピンク、ベッドライナーは黒で縁取りされた濃いピンクでまとまる。
ベッドに横たわると、天井に芸術作品があるのを見つける。
波形に縁取られたフレームの中に、ショーケースがある。
真ん中に、ハートのクッションがあり、左右を豚が囲む。
大きめのキャンディがちりばめられている。
そして何といっても、おびただしい数の小さなケーキが密集している。
ケーキの色や形は様々だ。粘土によるハンドメイド作品なのだろうか。
小さなものも、集まると迫力を感じる。
突き当たりの窓には、鏡がある。
鏡の縁はクッションと同じ、カラフルなパッチワーク模様だ。
小さなランプも壁にあり、鏡の縁と同じ模様になっている。
ついついピンクの多さに目が向きがちだが、壁は多彩な色遣いだ。
部屋の奥の一角は紫や緑、洗面所の横は黄、玄関に通じるドアの壁は青に、それぞれなっている。
床は白と赤のボーダーだ。
装飾のないところも抜かりなく、弾ける色合いだ。
今回の部屋は、ピンク色とキャンディなどのスイーツモチーフが多く使われ、元気と夢に満ちていた。
2022年9月探訪
公式サイト:
https://www.hotenavi.com/sara-kin/
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